江ノ島〜鎌倉が渋滞する理由
これは簡単です。
- 信号
- 景色渋滞
です。
まずこの区間は土日に大渋滞を起こすことで知られた地域です。
ここは平日でも渋滞を起こすことがあるほど、観光や交通の要所になっています。
ここは土日に大渋滞を起こすのですが、その理由の1つは信号です。
まず鎌倉から江ノ島方面に向かう際について説明すると七里ヶ浜の周辺に行合橋があります。
(画像:Google マップ)
ここは七里ヶ浜の玄関口であり、コンビニや駐車場、商業施設がある湘南らしい場所です。
ここに信号があるため流れが滞留してしまい、渋滞の原因になります。
またしばらく行くと腰越橋があります。
(画像元:Google マップ)
ここはもう江ノ島海岸の目の前ですが、ここの信号で立ち止まることで流れが滞留してしまいます。
ここから先は片側2車線道路になるため、鎌倉から江ノ島へ向かう道は空いてきます。
では、反対に江ノ島から鎌倉へ向かう渋滞について紹介します。
まず1つ目は江ノ島にある片瀬東浜という信号です。
(画像元:Google マップ)
ここは左折する車両が多いため、左の走行車線が混雑し、左折者が続くと信号を渡る歩行者を待つため流れが停滞します。
そのため信号が青の最中に捌ける車両が少なくなってしまいます。
次にこの信号の先に片側2車線から1車線へ減少する箇所があります。
この場所で合流の渋滞が発生するので流れが悪くなります。
次に行合橋があります。
(画像:Google マップ)
先程のようにこの橋は時差式になっています。
反対車線には右折レーンがあるためこちら側が少し長く待つことになります。
またここは七里ヶ浜駅から海岸へ向かうメインルートなので土日や平日も利用者が多い場所です。
そのため左折者が続くと、ここで渋滞が発生します。
また信号の先に便利なコンビニがあります。
ここが便利な理由は
- 渋滞で休憩できるスポット
- 湘南方面から車で立ち寄りやすい場所
だからです。
この江ノ島〜鎌倉間はコンビニが少ないので休憩スポットが少ないです。
飲食店やカフェはありますが、車では入りにくい店舗が多いです。
そのためかこのコンビニは混んでいることが多いです。
そしてこの先の鎌倉由比ヶ浜まで行くと「滑川」という信号があります。
ここまで来ると流れが解消されます。
ここで鎌倉方面・逗子方面へと車が分かれるため交通量が緩和されます。
そして、上下線ともに言えることは「景色を見る渋滞」です。
高速道路などで事故が起きた際に「見物渋滞」が発生しますが、あれと同じ理由です。
湘南は観光地で海が見える大変いい場所です。
気持ちがいい場所なのでつい「ゆっくりと」走ってしまうことが多いです。
そのため時速50kmの制限であっても40kmちょっと、もっとヒドイと30kmほどで走ってしまうため、交通量の多さに負けて渋滞してしまいます。
ここは土日は片側2車線あっても十分な道路ですが、立地上の条件でそれは難しいです。
信号の改良や歩道橋の設置などによって緩和できる要素はありそうですが、これだけ観光客が多い場所ですから、難しいかと思います。